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生きる為に食べる。食べる為に殺す。

★エスタンシア 55キロ

風のパワー
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さ、いよいよ、楽しみにしてたところへ行ける。


そう、ぺんぺん。


ちょっと辺鄙なとこにあるからあんまバックパッカーの人とかは行かんのかな。



サイクリストならほとんどの人が立ち寄ってるのでわ。





しかしやな、ここ2年前くらいからおっさんがお金稼ぎしだして、今までタダで見れたぺんぺんにお金を払わなければならない。




でもほとんどの人はこっそり回り道してぺんぺんを見に行って写真撮ってる。




ま、ばれて怒られてる人もいるらしいがね。







私は・・、うんお金、素直に払うことにした。ラスト怒られるの嫌やしね。






ほんで途中で会った警察さんたちとちょっとおしゃべりして
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写真とると言ったら急にピシっとしだして
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きつねもおって、なんかめっちゃ可愛くて、
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いよいよペンペン。






お金払って、おじさんが、じゃあ行きましょうか。と



おじさんについて行く。おじさんの手には双眼鏡。







歩いてすぐぺんぺん発見!!


かわいいーーーー!!!けど、遠い!!!

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え!は?



「ほら~いますね~近いですね~」



いやいや、近くないし!川挟んで向こう側におるやん!




ほんで、あんた双眼鏡覗いてるから近く見えるねん!!遠い遠い!お金払ってこれないわ!







「あっち側にいけないの?もっと近くで見たい」と言うと、即答で「無理だね」と言われる。


「川渡ることになるからね」笑うおじさん。






もういいわ、ちょっと歩くわと言い、おじさんから離れる。





やはり、皆が行く行き方でペンギンに近づこうとしたが、面倒臭い。だって目の前におるねんから。








ふんっ。おじさん、ユリをなめんなよ。






ゆりは歩き出す。川をじろじろ見ながら歩き出す。




靴と靴下を脱ぎ、スパッツを膝まで捲り上げる。

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まあまあ浅そうなところを発見し、川へ突入を試みる。






いくぜ!!!



右足ドボーン!!ぬるんっ!!!





あかんあかんあかんあかん






思わず声が出る。




想像以上の冷たさ。なんてったって冬前、水たまりは凍ってる季節。冷たいというか痛い。







むふーーーー。



ちょっと落ち着かせ、再び突入!!!ズボズボズボズボ・・・





膝上までしっかり浸かり、ズボンも濡れるが気にしない。向こう岸到着。





よっしゃ。




そこからは裸足でペンペンの元へ。






おったーーーーー
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かわいいーー!
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だってこいつらなんかヒョコヒョコ逃げるねんけど、走られへんし、飛ばれへんからめっちゃ遅い。

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ぞろぞろ集団行動。
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飛べ!さあ、飛べ!

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ああー動物園のペンギンとか、てか動物園自体好きちゃうけど、この自然の中におる動物を見るのは好きやなー
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ひととおり満喫して戻る。おじさんは双眼鏡で私を監視していた。怒られるかなと思ったけど、特になにも言われなかった。


ま、怒られたらこっちも抗議するつもりやったけどね。






ほんで、来た道もどって途中にあるエスタンシアで泊めてもらう。



で、晩御飯もご馳走になるのだが、下ごしらえだけして、エスタンシアを案内してくれた。

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にしても、お肉、おいしそうだ。






でも、彼の話はほぼ理解できず、なぜ、この空き家を案内してくれたのかも分からない。

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とにかく築100年以上経ってるから凄い古い。


壁もこんな
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で、水を使うための機械?らしいが、
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なぜか、羊の毛皮がぐるんぐるんに。なんで?
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で、羊工場?今はいないがここにはいっぱい羊と労働者がいたみたい。
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羊をどうにかこうにかする機械とか、
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大量の毛。
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匂いもなかなか強烈。



なんの社会見学やろこれ。




案内終了。







ほんでここ、犬数匹、猫は40匹以上おるらしく、夕方おじさんが向かう先にネコと犬と鳥が集まってきた。
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なにごとかしら?思ってたら、おじさんが一頭の羊を捕まえてきた
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そして台の上にドーーン!!!
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???






おじさんの手にはナイフ。





嫌な予感してたら、ハイーーー。
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首を切り出す。




そして流れる血に群がるネコ。


一瞬で全身に鳥肌たつ。ホンマすさまじい光景やった。




首切る音、あふれ出す血、それに勢いよく群がり飲みだすネコ、叫ぶ羊、仲間が切られるのをじっと見つめる他の羊。




羊たちの沈黙。

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びっくりしすぎて、言葉出ず、固まってたら、怖いのか?と聞かれた。




ええ。


初めて見るからね・・・




なんで怖いんだ?肉、食べてるだろ?



ええ。





そうです。そうですけど、市場やスーパーで見るお肉はもう動物の原形が無いわけで、、



でも目は反らそうとは思わなかった。むしろ、ちゃんと見な!と羊が殺されるとこをじっと見た。







そして続けて手足の関節、骨をバキバキと音をたてて折り、すぐさまナイフを手に取り、皮を剥ぎだす。
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・・・
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外はもう寒い。さっきまで生きていた羊の体からは湯気がでている。
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手際よく、皮を剥いだら、お腹を切開して
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内臓をドーーーーン!!と地面にほおり投げた。

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ホカホカの臓器めがけてまた猫がミャーミャーくちゃくちゃ音をたてて食べる。





・・・。





おかしいな?つい数週間前に見てた藤旅館の猫ちゃんたちと違うぞ。






なんやねん。この違いすぎるお食事TIMEは!!!!!!!顔じゅう羊の血だらけで私を見る猫。おおおー

これが本来の猫。




日本の猫なんか、いや、猫というよりネコちゃん?にゃんにゃん?もはやキティちゃん?



犬派?猫派?とかよく聞かれるけど、うん、どっちもどっち。





ペットとゆうか、ここの動物はこのおじさんと一緒に生きてるとゆう感じ。野生、ライオンと一緒。ハイエナと一緒。







最後は吊るして、皮を引っ張り、べろーんと全て剥いだ。
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マグロの解体ショーは盛り上がるし、よくテレビでも見るけど、羊や牛の解体ショーはどうだろうか。





でも、これは見なければならない工程だ。



だって、私はベジタリアンじゃないし、お肉食べるし、好きやし。






動物を殺して食べているというのは分かっていたが、いや、ちゃんと分かっていなかった。




可哀想とは思わなかったが、生き物の命をいただいて、食事ができて、人間は生きているという当たり前のことを25歳にして初めて目の当たりにできた。



良い経験になった。



空の色が変わりだす
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きれいだ
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そして家にもどり、あ!っと思い出したかのようにカレンダーを壁に飾るフアン。

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・・・子羊やん。なんでなん。なんか切ない。







そしてお待ちかねのディナーは、もちろん羊。






食べる前に解体ショー、なんで披露してくれたんやろ?





でも、無理、食べれないとかはならないユリ。お腹は空いている。




しかも、凄くおいしそうだ。
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さっきの光景が何度も頭にふわっと出てくるが、羊には感謝して、いただく。いただきます。






・・・。ほんまに美味しい!なんじゃこりゃ!味付けも抜群!肉も柔らかいし臭みもない。




ありがとう羊さん。フアンありがとう。


ご馳走様でした。


★アルゼンチンイミグレ泊


翌日朝食にパンと目玉焼き。



が、ちょっとお待ち!そこの卵さんよ!卵の殻には鳥の羽や糞らしきものがついている。





ちょっと前にボリビアでかなりの日本人20~30人がサルモネラ菌大流行してたという話を聞いていた。

入院患者もたくさんでたらしく、


原因は卵とのこと。






でてきた目玉焼きは3つ!!


しかも半熟!というか、ジュクジュク!白身以外生!





やけど、そんな抗議できず、お腹よ耐えろよと言い聞かせ食べた。




ほんで出発




天気は本日もよく寒さもマシ。

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UPDOWNほぼなく、チリイミグレ前。




大量の羊がとおせんぼ。
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溢れかえる羊。多すぎやろ。
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そしてチリ出国して、再びアルゼンチンへ!!!




たぶん、四回目の入国!!!ラストや~~~~~





ここのイミグレにはキッチン、シャワーもあって暖房あるし、タダで寝れるからありがたい。



しかもおじさんから差し入れ
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でもなんか風とかの物音であんま寝れんかった。






★Rio Grande 88キロ




もう、ゴールが目の前。複雑
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本日もフラット。しかも舗装路!アスファルト!!よって楽に走れる。



あっという間に町到着。でも宿が・・ない。閉まってたり、断られたり・・・その他の宿はめっちゃ高い。



さんざんグルグル走ったけど、先に薬局よることに。





薬局のおばちゃんに、顔と腕の虫さされかアレルギーの跡みせると、病院にいきなと言われる。




ああ、やっぱり?



で近くの大きな病院へ。





めっちゃ待たされる。てか最初歯医者ゾーン連れてかれて、口あけてといわれた。



絶対勘違いしてるやんと、いや歯やなくて、この斑点みてよ痒いとほっぺたを指差す。





さ、口あけて。



で、どこが痒いの?っていや口の中やなくて!!・・・・伝わらんの~~~。必死にジェスチャーしながら抗議。





ああ、これか。これはここじゃないよ。


って分かってるわ!歯医者やんかここ!






あっちね。



と違う窓口へ。時間ロス。そっから2時間以上待って、何も診断とかなく、見た目で「ハイ、アレルギーね。」






お尻に注射、結構痛い。薬はこれを薬局で買ってねとメモをもらって終了。




ほんまに大丈夫かな?こっから宿探しは難航。だってもう真っ暗。




よって結局高いホテルに泊まることに。仕方ないゆっくり休む。




次の日も休む。































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