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ラストのラストに事件です。

★27キロ LAPATAIA

ゴールはウシュアイアと決めていたんだが、国立公園があり、どうやら3号線の果てまで走れるようで、私も3日後くらいかな?天気が良かったので走りに行く。


紅葉と山と湖の美しい景色が広がる。


野生のきつねにもたくさん遭遇。



これでホンマにラストなんだと噛み締めるように走る。




他のサイクリストの写真で見たことある看板前に到着。



あああー着いてもたーーー。




嬉しい気持ちと寂しい気持ちが入り混じり、ちょっとボーっと看板見て突っ立って、さ、写真とるか。





そう。



ええ。



ここでやで。




まさかの感動のラストをかき消す事件起きた場所は。





私はまず、自転車と看板だけを撮影。



でもここはラストの場所。やはりずっと走ってきたMY BIKEとそしてこの看板と私自身も写りたい。





最初から誰かに頼むつもりでいた。



でも観光客たちの車はあるが近くを歩いているのか人はおらず、自分でセルフタイマーで撮ろうと試みる。



しかし、そこでちょうど良いタイミングで、赤い車が登場。



そこから一人の男が写真撮ろうかと言ってきた。




車を降りてわざわざ撮るよと。




私には断る理由が無く、笑顔でいつもどおりカメラを渡し、操作方法を教えた。




私が看板前に歩く。てくてくてくてく・・・・




さあ、撮ってもらおうと振り返る。





・・・・・。















・・・・・・!?








カメラ渡したよな?一瞬ん?ってなる。












だ・る・ま・さぁんが、こ・ろ・ん・だ!!!!!!!



で誰もおらんかったらどんな気持ち?想像してみて。




そうゆう気持ちになったで。







笑顔が真顔になる瞬間。
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人がおらん。





そして赤い車が音を立てずにスーーーーっと動き出していた。





!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!!!!!









私は走った。まるでチーターが獲物を追いかけるような闘争心で。



もちろん速さはすこぶる遅い。





しかし、それはそれは必死に。











そして叫んだ。


「Disclupe!!!!Disclupe!!!!」(すみませーん、すみませーーん)







てなんで謝ってんねん。


別に悪いことしてないのに、悪いことしてるのはアッチやのに。






当然追いつけるはずもなく、ブーンと目の前から消えた。




ハっと自分の荷物と自転車を置きっぱなしなのを思い出し、引き返す。








そして途中から後ろを走っていたおばちゃんに会い、おばちゃんに事情を説明し、車に乗せて奴らを追いかけてくれと必死でお願いした。






でもおばちゃんはなぜか乗せることは出来ないと言い、ここで待っててと引き返した。





今、振り返れば、自転車走ってるときずっと後ろを走って抜かしてこなかったあのおばちゃんも絶対グルだったんやろう。







途中警察みたいな建物があり、そこで事情を説明し、事情聴取。



しかし何言うテルか、わからん。

そして犯人の顔、目の色、服、車の種類、形、



聞かれたが、全て覚えていない。この情報不足。記憶力低下しすぎ。




しかもなんか話聞かれてから長い。暗くなり、パトカーに乗り込む。宿まで送ってくれた。つかお願いして乗せてくれた。






この日、この数時間はすぐ日本に帰ろうと思った。



でも、やんぺ。




最後まで楽しむのが自分の旅。





この日の晩からこの出来事はネタ。




笑顔で操作方法まで教え、手渡しで泥棒にカメラをあげる物語。







しかも治安が良いと有名なウシュアイア、事件なんてないウシュアイアで。






いいさ。良くないさ。でも、いいさ。




上野山荘でゆっくりして、いよいよブエノスへ。




タクシーを呼び、空港まで向かう。





大きい荷物があると伝えたが小さめのタクシーが来た。



おやおや。自転車は入らず、ごめんね、無理と言われ、去ろうとする。




いやいやいやいや、他大きいタクシー呼んでよ、


そう言うと、電話してくれたが、無いね、じゃ、言うて去られた。





・・・・・。




いやいやいやいや、今から飛行機乗るっちゅうねん。




でもなぜか焦りはなく、どうにかなるとゆう気持ちが強かった。






これまでの旅の中の幾度もの事件や残念な出来事も、全てどうにかなった。

どうしようと不安ではなく、どうするか、なのだ。





ちょっとは前向きになった。んかな。




そして、宿の前にたまたま止まっていたトラックの運ちゃんに声かけた。





すると、空港行くから乗っていいとのこと。




おっしゃ、キターーーーー!!!!








カメラとられた後でまた知らん人のトラック乗るとゆうのも危ないのかもしれないが、



疑う気持ちは無かった。






顔見て目見て大丈夫という確信をもって、乗り込んだ。





運ちゃんとは会話を楽しみ、カメラとられた愚痴言うたり楽しかった。







飛行機に乗り込み、急にまた寂しくなった。

ウシュアイアを去るとゆうことに。










飛行機からのウシュアイアの町の夜景はめちゃくちゃきれかった。



まあ、写真はないんやけどな。



ちぇ。
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空はもう暗く、星空が広がり、この満点の星空を飛んでいてホンマすごかってん。




まあ、写真はないんやけどな。




ちぇ。
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無事、ブエノスアイレス到着。

ここも、いや、ここは治安悪いと有名。





でも町並みは好きやな!見所満載!


まあ、写真ないんやけどな。


ちぇ。
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もちろんここでもユリ爆弾振舞う。




そして新たにあずきからあんこを炊いて、大福を作る。まだ未完成だがおいしい。



まあ、写真ないんやけどな。



ちぇ。
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うどんも打った!手打ちうどん。打ち粉が少なかったのか切ったあとにくっついてしもたが、美味しく出来た!





まあ、写真ないんやけどな。



ちぇ。
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やろうと思えばなんでもできる、行きたいとこへいく、食べたいものたべる、やりたいことする。



だからうどん作る。





みたらしだんごも作った。めっちゃ簡単!


みたらしは好評だった。





まあ、写真ないんやけどな。





ちぇ。
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てか、だんご屋さん出来るやん。たこ焼きでぼろ儲けできると思っていた幼少時代。




だんご屋でぼろ儲け出来るのではと感じた25歳、南半球秋。







米粉を1キロ購入、その他強力粉、きな粉、マッシュポテト作る粉、牛乳も粉、




たくさんの粉を持ち合わせ、粉を使った料理により、私は粉ガールの肩書きをGETした。




いやいや嬉しくないで。




山ガール?釣りガール?ハンカチ王子?




いやいや、この時代来るのは絶対、粉ガールやろ。乾燥肌とゆうことも合わせ持つのが粉ガールのルール。




募集中。




でも、季節の変わり目粉吹き注意。




何が言いたいかって、

いや、とにかく、大事なのは好奇心。自分を動かす気持ち。


どんなことも楽しく面白くおいしく。









残り1ヶ月くらい楽しんで、帰ります!ではまた!



| パタゴニア | コメント(5)

ゴールの先。

★4/27 Tolhuin パン屋

激高いリオグランデを出る
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本日も快晴!
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そしてフラット!


膝の痛みはいつの間にか出なくなり、快調!



なんか、走るのあとわずかとなると、なんてない景色も写真におさめたいと思うんやな。

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ああーなんつーか、やだな。





うわ、パン屋の看板がでかでかと。そんな有名なん??
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パン屋には16時過ぎに到着。


このパン屋さんは凄い有名でサイクリストをタダで泊めてくれるとゆう素晴らしいパン屋。




着いてとりあえず食べたいパン購入。


想像以上にパン屋さんは大きく、お客さんで溢れていてびっくりした。





ほんで自転車の荷物ガサガサしてたら日本語話せるおばちゃん現れて、めっちゃテンション上がる。





彼女ペルー人やけど、11年も日本に住んでたらしく、今はここでバイトしてるんやて。




納豆も好きって言っててめっちゃ納豆食べたくなったやん。



次の日出ようかと思ったけど、やんぺ。




パン製作を見学

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たくさん機械あるよ~。
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みんなのんびりした空気で働いてます。
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さて、これはどんなパンを作る機械でしょう?自転車みたい

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正解は、チュロ!!!
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これめっちゃ好き!めっちゃ美味しい!中にキャラメルクリーム。甘いで~太るで~




他にもたくさんのパン~
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で、なぜか、ガラス越しに飼われてるトリ。
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にしてもカラフルできれいやな。







特にすることなくてダラダラしてハッとする。



そうだ、ユリ爆弾を皆に振舞おう。





スーパーをはしごし、サツマイモやバターを購入。



おばちゃんらも興味津々。
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ちなみにおばちゃんらはエンパナーダを毎日作っている。すごいおいしいのよね。
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そして、おばちゃんが、このエンパナーダの皮にそれ入れてみたら?と提案される




おお!!ええやん!



揚げる。



んまい!悪くないね。
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おい、ピントずれてるやん。




でも試行錯誤した結果、やはり、こうして
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こうして

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これが完成形やあ!!
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ついに完成しました!


普段、人が作った料理を食べないおばちゃんからも絶賛、おかわりの嵐!!





もうこれは商品化しても良いと私は思っております。




ルンルンで片付けしてたら、ベティが中華なべを振る身振りをして「日本食食べたい」と言いだす。




ああ、なんやろベティの説明から・・・チャーハンかな?



中華?日本食?・・いいよ、今日の晩ここでなんか作るわ。



と言うと、「今日早番やから5時に帰るし、家で作ってよ~」とのこと。






んん~ま、ええか。




と最初は軽い感じやったのに、ベティのテンションは上がり、やったー!!今日日本の伝統料理が食べれるー!!


と皆に言い出した。




待って待って、だいたい何作ろ?



ベティは完全中華料理をイメージしてるし、なんかユリ爆弾が大好評やったから既にめっちゃハードル上がってる。。







私は非常にプレッシャーに弱い人間である。






買い物もベティと一緒にいったが、何を作るかまとまらず、これいる?これもいる?というベティの買い物にうん、そうだね、うん」と適当に返事。



家に着いて、さあ、作ろうか!何を?





ベティの家族だけじゃなく、他の旅人や近所の人まで来てしまった。




おお。ここの猫ちゃんはキャットフード食べるのね、安心、かわいい。
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猫は置いといて、とんでもない期待により、このとき既に心はズル剥け。






何を作ってるのか自分でも分からないまま調理をする。



大げさではなく、調理中ほんまに足ガクガク震えてたからね。緊張とプレッシャーにより。弱







そして、出来上がったのはチャーハンの上に豚のしょうが焼きを乗せたとゆうホンマ訳分からん、まとまりのない料理が出来てしまった。



味はうん、おいしいで。でもな、期待値を超えることはもちろんなく、ユリ爆弾のときの食いつきとは全然違うんだな。





もう心ずたぼろ。



人は失敗から学ぶ。




あんな緊張の中料理したの初めて。そして惨敗。




もっとあったやろ、違う料理。




反省です。
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この日夜の0時くらいまで飲んで食べてしてパン屋に戻る。





2泊のつもりが、3泊目に突入。


たくさんのサイクリストの寄せ書きが残っている部屋。
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ウチも感謝を込めて!
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この日はゆっくりすごした。今日もたくさんのパンと料理をいただいた。




★4/30 ラストキャンプ 75キロ

出発の朝、またもラストにたくさんのパン。ありがとうございます!!

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パンを大量に持って出発。今日は向かい風。



なんてこった。




ラストまで楽にはいかないか。


でも景色を楽しむ気持ちはもちろんあるよん
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もう見れない風景を
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もう終わりが見えると、なんつーか、なんとない景色もぱしゃぱしゃ写真撮りたくなるんやねー。
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木、一本一本が目に入りますなー



とにかく元気に走ってます!!
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坂があってもしんどさは不思議となく、
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峠から見えた海。
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最後の峠でした。きれいやったー


今日1日でウシュアイアまで走ろうとも思ったが、もうこのテント使うことないなと、今日はキャンプすることにした。
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本日の寝床、この謎の洞窟内。
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キャンプ場内にあってタダでこの中使わせてくれた。
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中はドーム型でまあまあ広く、この夜雨降ったからテント濡れずほんま助かった。





中は意外と広く、雨もしのげるし、良い良い。




でもほんまに寒かった。でも雪降ってないだけマシやね。




★5/1ushuaia 40キロやったかな

いよいよラストラン。


朝から少し雨降ってだいぶ寒かったけど、景色はすばらしかった。




ああー
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いよいよ
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終わってしまう。

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いちいち立ち止まり、



写真を撮り、ラストランは時間をかけた






そして現れる門。
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おおおおおー







ついに。切ない。




しばらく走り、看板の場所分からずいったん宿着いて、もっかい走って



ゴール!!!!

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ゴール?



全然、こう、なんとゆうか、感情が高ぶらず、達成感とかそんな感じでもなく、ただただ複雑すぎて、




想像していた涙のゴールとはほど遠かった。






宿に着き、お客さんは私一人。



五右衛門風呂に入る。

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久々の熱々風呂は最高で、のぼせた。





テレビでNHKを見て、日本語を耳にしながら晩御飯。





なんか不思議な感覚に陥ってる。




ゴールした実感がないとゆうか、なんつーか、分からん。



宿に置いてあるチャリダーノートを開き、ココを目指して走ってきた人たちの綴った文章を読む。

日本出発前にたくさんのアドバイスをくれた私が尊敬しているサイクリストもいて、この人たちと同じゴールを目指し、走りきれたことを誇りに思うし、とても嬉しく思います。



ほんで、思い出ノートには嬉しいコメント発見。

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たくさんの人に応援してもらい、ほんとに感謝やなー。
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ありがとうございました!!!









さ、この3日後のまさかの事件は次の記事で!へいへいへーい


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